―声かけ・食事・空気で、子どもを一番楽にする方法―
大事な試合の前。
親の方が、少しソワソワしてしまう。
- 緊張してないかな
- ちゃんと食べられてるかな
- 声かけ、これでよかったかな
少年野球を支えていると、
試合前の時間ほど
「これで合ってるんかな…」
と悩む瞬間はありません。
でも、指導者としてはっきり言えることがあります。
**試合前に親ができる一番のサポートは、
技術でも気合でもなく「安心させること」**です。
試合前に一番やってはいけないこと
まず、
大事な試合前に
できれば避けてほしいことがあります。
- 「今日は大事な試合やからな」
- 「ミスしたらあかんで」
- 「あの子には負けたらあかん」
悪気はないし、
応援の気持ちから出る言葉。
でもこれらは、
子どもの緊張を一気に高めてしまう言葉です。
子どもは、
「失敗できない」
「結果を出さなあかん」
と感じてしまいます。
試合前の声かけは「いつも通り」が正解
大事な試合前こそ、
親に意識してほしいのはこれ。
声かけは、いつも通り。
- 「忘れ物ない?」
- 「水筒持った?」
- 「いってらっしゃい」
それだけで十分です。
特別な言葉をかけなくてもいい。
むしろ、
特別にしないことが
子どもを落ち着かせます。
もし声をかけるなら、この一言
どうしても何か言いたいときは、
このくらいがちょうどいいです。
- 「今日は思いきりやっておいで」
- 「楽しんできてな」
- 「終わったらまた話そう」
結果に触れない。
評価もしない。
「信じてるで」という空気だけを残す。
これが、
試合前のベストな声かけです。
試合前の食事で大事な考え方
次に、
親が悩みやすいのが食事。
ここで大事なのは、
完璧を目指さないこと。
試合前の食事の基本はこれ
- いつも食べているもの
- 食べ慣れている量
- 無理に詰め込まない
「今日は大事な試合やから」と
急にメニューを変えたり、
量を増やしたりする必要はありません。
試合前におすすめな食事の考え方(ざっくり)
細かい栄養計算より、
このイメージでOK。
- 🍚 ごはん・パン・おにぎり(エネルギー)
- 🍖 少しのたんぱく質
- 🍌 消化のいいもの
そして一番大事なのは、
「ちゃんと食べられた」という安心感。
緊張で食べられない日があっても、
責めなくていい。
親の表情と空気が、一番の影響を与える
指導者として強く感じるのは、
親の表情と空気が、子どもに一番影響する
ということです。
- 親がピリピリしている
- 無言で送り出す
- ため息が多い
こうした空気は、
言葉以上に伝わります。
逆に、
- 笑顔
- いつも通り
- 落ち着いた雰囲気
これがあるだけで、
子どもは安心してグラウンドに向かえます。
試合前に親が持っておきたいスタンス
大事な試合前、
親に持っておいてほしいスタンスはこれです。
「今日は、子どもが頑張る日。
親は、支える日。」
勝ち負けも、
結果も、
今日は子どものもの。
親は、
送り出して、
帰りを待つ。
それだけで十分です。
送り出しの時間が、子どもの記憶に残る
子どもは、
試合の結果よりも、
- 朝の会話
- 家を出るときの雰囲気
- 親の一言
こういうものを、
意外と覚えています。
「緊張してたけど、
お父さん(お母さん)が
普通に送り出してくれた」
その記憶が、
次の試合への安心につながります。
まとめ
- 試合前は特別な声かけはいらない
- 「いつも通り」が一番の安心
- 結果に触れない声かけを意識する
- 食事は食べ慣れたものでOK
- 親の表情と空気が最大のサポート
大事な試合前、
親ができることは
意外とシンプルです。
安心させて、送り出す。
それだけで、
子どもは
自分の力を出しやすくなります。



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