お母さんでもできる!おすすめ練習メニュー3選

🟢 子どものサポート方法・練習方法


― 指導者目線で「これなら大丈夫」と言える練習 ―

「家でも何かやらせたほうがいいのかな」
「でも、私が教えていいのか分からない…」

少年野球のお母さんから、
こんな声を本当によく聞きます。

今日は、指導者として現場を見てきた立場から、
お母さんでも無理なくできて、しかも効果のある練習メニューを3つ紹介します。

ポイントはただ一つ。
**“教えなくていい練習”**です。


大前提|お母さんは「コーチ」にならなくていい

最初に、これだけは伝えさせてください。

お母さんは、
フォームを直したり、技術を教えたりしなくて大丈夫です。

むしろ、
それをやろうとすると
親子関係がギクシャクすることのほうが多い。

今回紹介するのは、
一緒にやるだけで、子どもが勝手に伸びる練習です。


① キャッチボール(ただし“楽しさ”が主役)

王道ですが、やっぱり一番大切です。

ただし、ポイントがあります。

やり方

  • 距離は短くてOK
  • 正確さより「続けること」を大事に
  • ミスしても止めない

お母さんの役割

  • フォームは見ない
  • 結果も評価しない

代わりに、こんな声かけだけで十分です。

「今の取りやすかったよ」
「続いてるね」

指導者として言いますが、
安心して投げられる相手がいる子は、確実に上達が早いです。


② タオル素振り(フォームは気にしない)

バットがなくてもできる練習です。

やり方

  • タオルの端を結ぶ
  • ブンブン振るだけ
  • 回数は10〜20回で十分
  • 軽いバットやおもちゃのバットでも可

お母さんの役割

  • 数を数える
  • 「疲れた?」と気にかける

フォームの正解・不正解は言わないでください。

実は、
思いきり振る経験そのものが、
スイングの土台になります。


③ ゴロ転がし遊び(練習と思わなくていい)

これは特におすすめです。

やり方

  • ボールを転がす
  • 取って返す
  • 競いながら一緒に楽しむ(先にエラーしたほうが負け、腰が浮いたら負け)

ポイント

  • 上手に取れなくてもOK
  • 笑って続けられれば成功

指導者目線で見ると、
こういう遊びの延長で育った子は、
動きがやわらかく、野球を嫌いになりにくいです。


よくある質問|「毎日やらせたほうがいい?」

答えは、NOです。

毎日やるより、
「楽しかった記憶」を残すほうが大事。

週に1〜2回、
短時間で十分です。


指導者として一番うれしいのは…

家でこうした時間を過ごしている子は、
グラウンドでの表情が違います。

失敗しても立ち直りが早い。
注意されても折れにくい。

それは、
家に“安心できる場所”があるからです。


おわりに|お母さんへ

「何かしてあげたい」
そう思っている時点で、
あなたはもう十分、いいサポーターです。

教えなくていい。
比べなくていい。
怒らなくていい。

一緒にボールを追いかけた時間は、
必ず子どもの中に残ります。

そしてその時間は、
指導者である私たちにも、確かに伝わっています。

まとめ|お母さんにできることは、もう十分

お母さんが家でできる練習は、
技術を教えることではありません。

一緒に投げること。
一緒に振ること。
一緒に笑うこと。

それだけで、
子どもは安心して前を向けます。

「これでいいのかな」と迷いながらでも大丈夫。
その時間は、必ず子どもの力になっています。


次回予告|家でやらなくていい練習

「もっと練習させたほうがいいのかな」
「周りの子は、家でもたくさんやっているみたい…」

そんな不安を感じたことはありませんか。

次回は、
指導者が正直に言うと「家ではやらなくていい」と感じている練習についてお話しします。

頑張らせすぎなくていい理由。
やらない勇気が、子どもを守る理由。

次回、
家とグラウンドのちょうどいい距離感を一緒に考えていきます。

それではまた!

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