勝ち負けに一喜一憂してしまう親が、少し楽になる考え方

🔵保護者のマインドセット

試合の日。
勝てば嬉しいし、負ければ気持ちが沈む。

少年野球を応援していると、
親の気持ちも自然と
勝ち負けに引っ張られてしまいます。

それは、
子どもを本気で応援している証拠。

でも同時に、
その気持ちが強すぎると、
親も子も苦しくなってしまうことがあります。


勝ち負けは「相手がいるから」生まれるもの

まず、大前提として知っておいてほしい考え方があります。

試合の勝ち負けは、必ず相手がいるもの。

勝者がいれば、
必ず敗者がいる。

どれだけ頑張っても、
どれだけ成長していても、
相手が上回れば負けることはあります。

これは、
努力が足りなかったからでも、
子どもがダメだったからでもありません。


勝った=正解、負けた=失敗ではない

親として、
ついこう考えてしまいがちです。

  • 勝った → 良かった
  • 負けた → 何か足りなかった

でも、
少年野球ではこの考え方が
親子を苦しくしてしまうことがあります。

なぜなら、
勝ち負けと成長は、必ずしも一致しないからです。


指導者として見てきた現場の現実

指導者として現場を見てきて、
はっきり言えることがあります。

  • 負けた試合の方が、
    子どもたちのレベルが上がっていることもある
  • 勝った試合でも、
    内容としては課題だらけのこともある

それでも、
スコアだけを見てしまうと、
本当に大事な部分を見落としてしまいます。


親が本当に大事にしてほしい視点

ここで、
親に一番大事にしてほしい考え方があります。

それは、
「勝ったか負けたか」ではなく
「子どものレベルが上がったかどうか」

を見ることです。

  • 前より声が出ていたか
  • ミスしても切り替えられていたか
  • 以前できなかったプレーに挑戦していたか
  • 試合に向かう姿勢が変わっていたか

これらは、
勝ち負けとは関係なく、
確実に成長のサインです。


親の感情は、子どもに伝わる

もう一つ、
指導者として強く感じていることがあります。

それは、
親の感情は、思っている以上に子どもに伝わる
ということ。

  • 勝った日は家の空気が明るい
  • 負けた日は、どこか重たい
  • 親が黙り込むと、子どもも緊張する

声に出していなくても、
雰囲気で伝わってしまう。

だからこそ、
勝ち負けに感情が動く自分を責める必要はありませんが、
その感情を、子どもの評価にしないことが大切です。


親が少し楽になる考え方

勝ち負けに振り回されないために、
おすすめしたい考え方があります。

それは、
「今日は何ができるようになったか」だけを見る
ということ。

勝ったかどうかは一度横に置いて、
成長した点を探す。

  • 昨日より一歩前に出ていた
  • 失敗しても下を向かなかった
  • チームのために動けていた

これを見つけられると、
親の気持ちは、ぐっと楽になります。


試合後の声かけは「結果」より「姿勢」

試合後、
つい出てしまいがちな言葉があります。

  • 「惜しかったな」
  • 「あの場面がな…」

悪気はなくても、
勝ち負けに引っ張られた声かけになりがちです。

おすすめなのは、
結果に触れず、姿勢に目を向ける声かけ

  • 「最後までよく頑張ったな」
  • 「前より落ち着いてたな」
  • 「挑戦してるのが伝わったで」

これだけで、
子どもは安心します。


親が楽になると、子どもも伸びやすくなる

親が
「勝たなきゃ」「負けたら意味がない」
という空気を出してしまうと、
子どもは無意識にプレッシャーを感じます。

逆に、

  • 勝っても負けても
  • 成長を見てくれる

そんな空気があると、
子どもは思い切って挑戦できるようになります。

結果として、
レベルアップにつながることも多い。


まとめ

  • 試合の勝ち負けは、相手がいるから生まれるもの
  • 勝者がいれば、必ず敗者がいる
  • 勝ち負けと成長は一致しない
  • 親が見るべきは「子どものレベルが上がったかどうか」
  • 親が楽になると、子どもも楽になる

勝ち負けに感情が動くのは自然なこと。
でも、
勝ち負けだけで子どもを評価しない視点を持てると、
親も子も、
野球との向き合い方が少し楽になります。

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