「もう辞めさせた方がいいのかな…」
少年野球をしていると、
そう思ってしまう瞬間は、正直何度もあります。
- 試合に出られない
- うまくいかない日が続く
- 本人がつらそうに見える
- 親の方がしんどくなってしまう
この気持ちを抱くのは、
決して弱いからでも、冷たいからでもありません。
辞めたいと思ったことは、1万回やめようと思った。
これは、私自身の実体験です。
はっきり言うと、
野球を辞めようと思ったことは、冗談抜きで1万回はあります。
朝は早いし、練習はきついし、試合には出れないし、暑いし、寒い。
それでも、
野球を完全に嫌いにならず、
今こうして子どもたちに野球を教える立場になれたのには、
ひとつだけ大きな理由があります。
野球を「好きでい続けられる環境」がありました
私は特に親に、
- 存在を否定された
- プレーそのものを否定された
という記憶が、ほとんどありません。
その代わりにあったのは、
「今日は、自分の中で頑張れたか?」
「昨日より、少しでも前に進めたか?」
そんな問いを、
そっと立ててもらっていた感覚です。
比較されたのは「他の誰か」ではありませんでした
- あの子より上手か
- 試合に出られたか
- レギュラーかどうか
そういう比較ではなく、
自分の中で、ちゃんと向き合えていたか
そこを見てもらっていました。
だから、
結果が出ない時期があっても、
うまくいかない時間が続いても、
野球そのものを嫌いにならずにいられたのだと思います。
目が咲くタイミングは、本当に人それぞれです
野球を見ていると、
- 中学校で一気に伸びる子
- 高校で花が開く子
- 大学で評価される子
本当にさまざまです。
そして、
大人になってから、野球で学んだことが生きる人
も、たくさんいます。
野球に、遠回りなんてありません
野球をしていると、
「遠回りしているんじゃないか」
「このままで大丈夫なのかな」
そう感じることがあります。
でも、今はっきりと言えるのは、
野球に遠回りなんてないということです。
うまくいかない時間も、
結果が出ない時期も、
その子にとっては必要な時間で、
その遠回りが、その子だけの道を作っていくこともあります。
私は、大人になってから目が咲いたタイプだと思っています
私は、どちらかというと
大人になってから、野球の価値を実感したタイプです。
野球を通じて学んだことが、
- 仕事で踏ん張る力になった
- 苦しい時に
「あの時よりはまだ大丈夫」と思える支えになった
野球は、
プレーが上手くなるためだけのものではなく、
生きていく力を育ててくれるものでもありました。
辞めさせるか迷った時に、考えてほしいこと
「辞めさせた方がいいのか」
そう迷った時に、
一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
それは、
野球を通じて、何を学ばせたいのか ということです。
- 勝つことなのか
- 上手くなることなのか
- それとも、続ける力や向き合う姿勢なのか
この軸がしっかりしていれば、
遠回りに見える時間も、
決して無駄にはなりません。
まとめ|長い目で、野球を見てあげてほしい
少年野球を辞めさせた方がいいのか迷うほど、
あなたは、ちゃんと子どもと向き合っています。
すぐに答えを出さなくていい。
正解を急がなくていい。
野球に遠回りはありません。
その遠回りが、
その子の人生を作ることもあります。
一緒に、
長い目で、
子どもたちの野球を見ていきましょう。



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