少年野球で子どもを伸ばす「期待の伝え方」
少年野球をやっていると、
親としてどうしても思ってしまいますよね。
- もっと上手くなってほしい
- せっかくやってるなら活躍してほしい
- できる子なんやから、期待してる
これは全部、親として自然な気持ちです。
でも指導者として現場を見ていると、
この「期待」が
子どもを伸ばす期待になる場合と
子どもを苦しめる期待になる場合があるんです。
今日はその違いをお話しします。
① 子どもは「期待されている」と「結果を求められている」を分けて感じる
ここ、めちゃくちゃ大事です。
伸びる期待の伝え方
- 「チャレンジしてほしい」
- 「失敗しても大丈夫」
- 「あなたならできると思ってる」
伸びにくくなる期待の伝え方
- 「なんでできんの?」
- 「前はできとったやん」
- 「期待しとるんやからちゃんとして」
親は同じ「期待」のつもりでも、
子どもには
👉 結果を求められているプレッシャー
として伝わることがあります。
② 指導者から見て「期待が重くなっている子」の特徴
現場では、こんなサインが見えます。
- ミスを極端に怖がる
- 表情が固い
- 思い切ったプレーをしなくなる
- 親の方を気にしてプレーしている
こういう子ほど、
実は親の期待に応えようと必死なんです。
でも、その必死さが
プレーを小さくしてしまっている。
これは本当にもったいない。
③ 期待は「未来」じゃなく「今」に向けて伝える
NGになりやすい期待
- 「将来レギュラーになれる」
- 「もっと上に行ける」
- 「才能あると思う」
悪くはないですが、
子どもには少し遠い話です。
OKな期待の伝え方
- 「今日の練習、集中できとったね」
- 「あのプレー、勇気いったやろ」
- 「昨日より一歩前進やな」
👉 今の行動・姿勢を認める期待
これが一番伝わります。
④ 指導者が一番ありがたい「親の期待の形」
正直に言いますね。
指導者として
「この親さん、ええ関わり方しとるな」
と感じるのは👇
- 子どもの前で
👉 結果より努力を評価する - ミスした後でも
👉 態度が変わらない - 勝ち負けで
👉 声のトーンが変わらない
こういう家庭の子は、
安心して失敗できる。
安心して失敗できる子は、
ほぼ確実に伸びます。
⑤ 期待を伝えるときの「魔法の言い換え」
もし今まで👇
「期待してるから頑張って」
と言っていたなら、
こう言い換えてみてください。
- 「楽しんでこい」
- 「思い切ってやってき」
- 「失敗しても大丈夫やで」
これだけで
子どもの表情、かなり変わります。
最後に:期待をかけることは、悪くない
最後に、これははっきり言います。
👉 期待すること自体は悪くありません。
ただし、
- 親の期待を背負わせるのか
- 子どもの挑戦を支えるのか
この違いは大きいです。
子どもが野球を続けていく中で、
「応援してくれる存在」が
一番近くにいる。
それだけで、
子どもは何度でも挑戦できます。
指導者として、
そして多くの子どもを見てきた一人として、
これは本気でそう思います。



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