―チームを変えずに、親の気持ちを楽にする考え方―
少年野球をしていると、
一度は感じることがあると思います。
- 指導が厳しすぎる気がする
- なんでこの起用なんやろ
- その言い方、子どもに合ってるかな…
でも、
「じゃあチームを変えよう」
と簡単に決断できる人は、ほとんどいません。
- 子どもが仲間を好き
- 環境を変えるのが不安
- 親の都合で振り回したくない
だからこそ、
チームを変えない前提で、どう向き合うか
を考えることが大切になります。
まず大前提:モヤモヤするのは「普通」
最初に伝えたいのはこれ。
監督の指導方針にモヤモヤするのは、悪いことではありません。
むしろ、
それだけ我が子のことを考えている証拠。
- 合っているか心配
- 傷ついていないか不安
- 成長につながっているか気になる
この感情を
無理に押し込める必要はありません。
ただし「正面からぶつかる」は慎重に
モヤモヤしたとき、
やりがちなのがこの2つ。
❌ 感情のままに指導を否定する
❌ 他の親と不満を共有しすぎる
これは、
状況を良くするどころか、
チームの空気を悪くしてしまうことが多い。
指導者として見ていても、
親同士の不満が広がったチームほど、
子どもが萎縮していきます。
見るべきは「方針」より「子どもの変化」
ここで、
一度視点を変えてみてほしい。
大事なのは、
監督の言葉そのものより、
その指導を受けて、子どもがどうなっているか。
- 前より声が出るようになった
- 失敗しても切り替えが早くなった
- 野球に向かう姿勢が変わった
もし、
少しでもプラスの変化があるなら、
その指導は
子どもに何かを残している可能性があります。
親ができる一番の対策は「役割を分ける」こと
チームを変えないと決めたなら、
親ができる一番の対策はこれ。
「監督の役割」と「親の役割」を分ける。
- 技術・規律 → 監督
- 安心・逃げ場 → 親
これをはっきり意識するだけで、
親の気持ちはかなり楽になります。
監督の指導を、家で“打ち消さない”
モヤモヤする指導を見たあと、
つい言ってしまいがちな言葉。
- 「さっきの言い方、ひどかったな」
- 「あんな言われ方、気にせんでいい」
一見、
子どもを守っているようで、
実はこれ、逆効果になることがあります。
子どもは
「監督の言うことは信じなくていいんや」
と感じてしまう。
それよりも、
「今日は大変やったな」
「よう頑張ったな」
感情だけを受け止める方が、
ずっと安全です。
親のスタンスは「全部理解しようとしない」
監督の指導方針を、
全部理解しようとしなくていい。
- 合わない部分があってもいい
- 納得できない日があってもいい
それを前提にした上で、
「今はこの環境で経験させる」
そう割り切ることも、
立派な選択です。
それでも限界を感じたとき
どうしても、
親の心がしんどくなったときは、
- 他の親と不満を言い合う
ではなく、 - チーム外の人に話す
これがおすすめ。
冷静な第三者の視点は、
気持ちを整理する助けになります。
子どもが一番困るのは「親が揺れていること」
指導者として見ていて、
一番避けてほしいのはこれ。
親が、監督と子どもの間で揺れすぎること。
- 味方なのか
- 否定なのか
それが分からないと、
子どもは不安になります。
親は、
完璧な答えを持たなくていい。
「家に帰ったら安心できる存在」
それだけで十分です。
まとめ
- 監督の指導方針にモヤモヤするのは普通
- 感情的にぶつかるのは慎重に
- 見るべきは「子どもの変化」
- 監督と親の役割を分ける
- 家は、子どもの安心できる場所でいい
少年野球は、
親にとっても
学びの連続です。
すべてをコントロールしようとしなくていい。
子どもの横に、静かに立つ。
それも、
立派なサポートだと思います。



コメント