―子どもたちが一番安心して野球ができる環境―
少年野球を長く見ていると、
不思議と共通点があるチームがあります。
それは、
親同士の仲がいいチームです。
必ずしも、
最初から選手のレベルが高いわけじゃない。
有名なチームというわけでもない。
それでも、
気づけば
試合で粘り強く戦い、
成長していく。
その理由は、
技術や戦術だけではありません。
親同士の関係は、子どもに必ず伝わる
指導者として一番感じるのは、
親同士の空気は、子どもにそのまま伝わる
ということです。
- ベンチの雰囲気
- 応援の声
- 試合後の空気
親同士がギスギスしていると、
子どもは無意識に感じ取ります。
「失敗したら、何か言われるかもしれん」
「変な空気にならんかな」
そう思いながらプレーするのは、
子どもにとってかなりのプレッシャーです。
親同士の仲がいいと、子どもは思い切って挑戦できる
逆に、
親同士の仲がいいチームでは、
- ミスしても大きなため息が出ない
- 誰かが責められる空気がない
- 応援の声が前向き
こうした空気があります。
すると、
子どもたちは
思い切ってプレーできる。
ミスを恐れず、
挑戦できる。
結果として、
プレーの質も
チーム力も
自然と上がっていきます。
強いチーム=怒られないチーム、ではない
ここで、
勘違いしてほしくないことがあります。
親同士の仲がいいチームは、
何でも許されるチームではありません。
- 締めるところは締める
- 伝えるべきことは伝える
- でも、誰かを孤立させない
このバランスが取れている。
だから、
子どもたちは
安心しながらも、
真剣に野球と向き合えます。
親同士の信頼が、チームの軸になる
親同士の仲がいいチームには、
共通して
信頼関係があります。
- 裏で悪口を言わない
- 子どもの起用に過剰に口を出さない
- 困ったときは助け合う
この信頼があるから、
ちょっとしたトラブルが起きても、
大きくこじれない。
結果として、
チーム全体が
安定します。
指導者の言葉が、親同士の関係を左右する
指導者として感じるのは、
親同士の関係は、指導者の影響も大きい
ということ。
- 比較を煽らない
- 特定の家庭だけを持ち上げない
- チーム全体を見る
こうした姿勢があると、
親同士も
自然と協力的になります。
逆に、
比較や評価が前に出すぎると、
親同士の距離は
一気に離れます。
親同士が仲がいい=親が同じ方向を向いている
親同士の仲がいいチームは、
実は
同じ方向を向いているチームでもあります。
- 勝つことだけが目的じゃない
- 子どもの成長を大切にしている
- 長く野球を続けてほしいと思っている
この価値観が揃っていると、
多少の勝ち負けでは
ブレません。
結果として、
チームは
安定して強くなっていきます。
親が一人でできることもある
「でも、親同士の仲なんて、
自分一人ではどうにもできない…」
そう思うかもしれません。
でも、
一人でもできることはあります。
- 他の子のナイスプレーを口に出して褒める
- 自分の子だけでなく、全体を見る
- 悪い噂話には乗らない
この姿勢は、
必ず周りに伝わります。
子どもが一番望んでいること
子どもたちが
一番望んでいるのは、
「安心して野球ができること」。
親同士の仲がいいチームは、
その土台がしっかりしています。
だからこそ、
子どもたちは
のびのびとプレーでき、
結果として
強くなっていく。
まとめ
- 親同士の空気は、子どもに必ず伝わる
- 仲がいいと、子どもは挑戦しやすくなる
- 強さの正体は「安心感」
- 親同士の信頼が、チームの軸になる
- 一人の姿勢が、チームの空気を変える
少年野球で本当に大切なのは、
勝ち負けだけではありません。
子どもたちが、安心して本気になれる環境。
その環境をつくる一員として、
親もまた、
チームの大切な存在だと思います。



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