試合に出られなかった息子に、何と言葉をかけていいか分からない母たちへ|指導者目線で伝えたいこと

試合に出られず落ち込む少年野球の息子に寄り添う母親の姿。言葉をかけられず支える母の気持ちを表したイメージ Uncategorized

はじめまして。少年野球指導者の【もっさん】です

はじめまして。
少年野球指導者をしている【もっさん】です。

【野球スクールのコーチ】として4年、
これまでに500人以上の野球少年を見てきました。

500人以上の子どもたちの成長を
一番近くで見てきたからこそ、
同時に、
お母さんたちのしんどさも感じてきました。

だから今日は、
指導者目線ではありますが、
お母さんたちの味方として
このテーマについて書いていきます。

試合に出られなかった我が子を前に、立ち尽くしてしまう夜

試合に出られなかった日。
家に帰る車の中や、
夕飯の時間。

  • 何か言ったほうがいいのか
  • でも、言葉が見つからない
  • 下手なことを言って、余計に傷つけたくない

そんなふうに、
母として立ち尽くしてしまう時間
多くのお母さんが経験しています。

それは、
弱さではありません。

それだけ、
息子の気持ちを
大切にしている証拠です。


悔しさの力は偉大

まず、
指導者として伝えたいことがあります。

試合に出られない子は、
もう十分、悔しさを感じています。

  • 自分が足りないこと
  • まだ届いていないこと
  • どうすればいいのか分からないこと

それを、
子どもなりに必死で受け止めています。

そして、この悔しさは、
子どもを弱くするものではありません。

悔しさを知った子は、
我慢を覚え、
人の痛みが分かり、
強く、逞しく変わっていきます。


母は、何も語らなくていい時があります

試合に出られなかった日。
実は――

お母さんは、
何も語らなくていい時があります。

励まさなくていい。
前向きな言葉を探さなくていい。

ただ、
いつも通りご飯を用意する。
いつも通り「おかえり」と声をかける。
そっと、隣にいる。

それだけでいいのです。


子どもは、母の優しさにちゃんと気づいています

子どもは、
お母さんが思っている以上に
多くのことを感じ取っています。

  • 何も言わずに見守ってくれたこと
  • 無理に励まさなかったこと
  • そばに居続けてくれたこと

言葉にしなくても、
その優しさは、必ず伝わっています。

その日は何も言わなくても、
何年か後、
「あの時、助けられていた」
と気づく瞬間が必ず来ます。

母に支えられ、補欠だった僕が今も野球を好きでいられる理由

少しだけ、
私自身の話をさせてください。

実は私も、
子どもの頃は補欠でした

試合に出られず、
ベンチで悔しい思いをした経験も、
何度もあります。

正直、
野球をやめたいと思ったこと何度もありました。

100回や200回では足りないでしょう。(笑)

でも、
そんな時に
母は多くを語りませんでした。

「どうだった?」
「悔しかったね」

それだけ言って、
あとは、
いつも通りに接してくれました。

叱られることもなく、
無理に励まされることもなく、
ただ、
野球を続けることを否定されなかった

その時間があったから、
私は野球を嫌いにならずに済みました。

そして気づけば、
今は指導者として
グラウンドに立っています。

あの時、
母がしてくれたことは
特別な言葉ではありません。

何も言わず、
そっと支えてくれたこと

それだけでした。


どうしても言葉をかけたいときは、これだけでいい

もし、
何か言葉をかけたいと思ったら、
解決しようとしない言葉を選んでください。

  • 「悔しかったね」
  • 「今日はしんどかったね」
  • 「ちゃんと見てたよ」

アドバイスも、
理由探しも、
評価もいりません。

気持ちを受け止める言葉
それだけで十分です。


試合に出られない時間は、遠回りではありません、

今は、
結果が出ていないように見えても、
この時間は
決して無駄ではありません。

むしろ、
この時間を経験した子ほど、
あとで大きく伸びることが多い。

少年野球の技術の高さは『その時点での』運動能力の高さや

体の大きさなどが起因するものが多いです。

『元々スポーツが好きだった』

『父が野球をしていた』など

子どもたち自身が獲得したものが多いわけではないです。

だからこそ中学生や高校生で

一気に逆転することがたくさんある。

自分自身の経験だけでなく
こういった瞬間を、指導者として
何度も見てきました。

だからこそ、
お母さんには
焦らなくて大丈夫だと伝えたいです。


最後に|指導者として、母たちへ伝えたいこと

試合に出られなかった経験は、
決して無駄にはなりません。

その悔しさは、
息子さんを
強く、逞しく、
そして優しい人へと育てていきます。

何も語らなかった夜。
そっと寄り添った時間。

そのすべてを、
子どもは心の奥で受け取っています。

今は見えなくても、
必ず、あとで花が咲きます。

指導者として、
そして一人の大人として、
そう信じています。


次回予告

👉 次回は
「頑張らせすぎ?見守りすぎ?」
少年野球で“母が一番悩む距離感”を指導者目線で解説します


それではまた!


コメント